Defi-Link Display VSD CONCEPT モニターレポート 2回目 2004/7/22
今回はDefi-Link Display VSD CONCEPTのモニターレポート2回目です。
VSD CONCEPTはフロントガラスにスピードやエンジン回転数、温度、圧力などの表示を投影する製品です。これはヘッドアップディスプレイという技術を用いており、少ない視線移動で情報を認識できる優れものです。

1ヶ月間使用した感想をレポートしていただきました。
Defi-Link Display VSD CONCEPT 2回目/東様







□取付車種:ダイハツ コペン
□型式:L880K
□年式:H14年式
□エンジン型式:JB-DET
□ミッション仕様:MT
□取付日:2004年5月10日
□取り付け後の走行距離:1200km

■1ヶ月使用した感想
1ヶ月使用してみましたが、大変見やすいです。最近の車がセンターメーターを採用してきたように、人間の目は上下に視線を動かすよりも左右に動かすほうが楽になっています。しかも、センターメーターではなく、VSDですとガラスに投影されているため、本当に視線を軽く横に振るだけで情報を得ることが出来ます。

現在では純正メーターよりも見ている頻度が確実に多いです。また、友人からの評判もよく、実際に購入された方もいます。その方も、見やすくて大変よいといわれています。ブーストVSDと夜間照明がリンクしていないのは残念ですが、自動で明るさが可変するので大変便利です。

■その他
次回作があるならばの希望なんですが、冷陰極管をドットマトリクスにして、かなりの情報を表示できるようにしたらどうでしょうか?また、VSDモード、通常の表示機として使えるモードをつけてもいいかもしれません。(表面の偏光パネルを変え、反転を解除すれば…。)

また、車両のダイアグノシスに直接接続し、車両情報から様々な情報をグラフィカルに、しかも、DefiのVSDテクノロジーで表現できたらさらにすごいとおもいます。

また、起動画面とかをPCで編集できたりするとその車専用という他の人に自慢できるような機能も盛り込んだりするとさらにいいかもしれません。
Defiからのコメント
VSDのよさがおわかりいただけたようで何よりです。ご友人が購入されたということで、Defiの宣伝カーとしても活躍してくださいました。ドットマトリックスでグラフィック表示をさせるという製品企画はあったのですが、蛍光表示管というVSDの表示器に使用している光源では明るさが足りず、セグメント表示にとどまっているという現状です。今後の製品企画の参考にさせていただきます。

Defi-Link Display VSD CONCEPT 2回目/杉本様
□取付車種:スバル インプレッサ WRX STi
□型式:GDB (アプライド C)
□年式:平成14年
□エンジン型式:EJ20
□ミッション仕様:MT
□取付日:2004年5月5日
□取り付け後の走行距離:1000km










1ヶ月使用した感想
1.夜間 赤信号等で止まっていると、前車のテールランプの明かりに反応して表示も明るくなります。これは、センサーを取付けている場所、車の車高にも寄ると思われるが、少し気になりました。

2.コントロールユニットの発熱が少し気になります。
ニーパット代わりにしている為、短パンなので運転する際に素肌にユニットがあたります。今まで使用していて、やけど等の不具合は全くないので大丈夫だと思いますが、夏の暑い日どうなるか、少し不安です。(写真参照)

3.ワーニング機能を利用して、通常運転時のシフトアップポイント(3000r/min)を緑色LED点灯+ブザーで認識しようとしましたが、シフトアップポイントを過ぎてもブザーが鳴り止まない為、日常使うにはちょっとウルサイので使用を諦めました。緑色LED点灯時のブザーは一定時間(一回だけ)なるような、設定が出来ると大変便利だと思います。純正のエンジン回転速度ワーニング機構は、設定値になるとブザーと、メーター中央の赤色LED点灯にて知らせてくれます。ブザーは「ピピ!」と一度鳴り、LEDは設定値以下になるまで光りっぱなしです。この方が使用しやすいと思います。

4.ワーニング機能関係で、接続してあるリンクメータの設定したワーニング値になるとVSDの表示も自動で切り替わり、ブザー+赤色LEDで教えてくれる為、異常値になった事に気付くのが、既存リンクメータのみの時よりも早くなり大変助かります。この時は設定値以下になるまで鳴りっ放しですがこの方がいいです。

5.ピークホールド機能で、スピードを確認できるので重宝しています。コーナーのクリアーの仕方により、ストレートでの最高速度が変わる事が確認出来るので、大変参考になります。

■その他
1.VSD表示位置を変更したいのですが、フィルムがありません。フィルムは支給していただけるのでしょうか?

2.今後、ブースト値を表示する予定はないのでしょうか?ブースト値が見れると大変便利だと思いますが、ただ、デジタル表示だと過渡時の値が読み取り難いということもありますが、定常時の値だけでも確認できるので使い方によっては必要だと思います。

3.折角、値を一定時間記録できるので、記録した値をグラフでみれると大変いいと思います。

4.友人が、VSDを付け、実際ガラスに映るを見て、「かっこいいですね!俺もつけたいです。」っていっていました。ちなみに彼はS15に乗っていますが、走るわけではなく、どちらかというとスポコン系です。ビジュアル的にも、GOODでさらに、助手席からも見れるので、つけた時に自己満足だけでなく、他人にもアピールできるので、スポーツ系の車だけでなく、ワゴン等にも良いんじゃないかなーって思いました。
Defiからのコメント
コントロールユニットの発熱について、熱対策をしておりますので、通常の使用には問題はありません。しかし、何時間も継続して直接肌が触れているような場合は、布などを貼り付け、直接肌が触れないようにしていただければと思います。
コンバイナフィルムは製品の中に2枚入っております(1枚は予備)。それ以上必要な場合は、別途パーツとしてご購入していただくことになっております。
現在、走行データをパソコン上でグラフ表示できるような機能を盛り込んだ製品を企画していますので、ご期待ください。

Defi-Link Display VSD CONCEPT 2回目/N.T様








□取付車種:Celica GT-FOUR
□型式:ST205
□年式:平成8年式
□エンジン型式:3S-GTE(改2.1L)
□ミッション仕様:MT
□取付日:2004年5月25日
□取り付け後の走行距離:580km

■1ヶ月使用した感想
前回のレポートの後、何度か走りに行ったのですが、どちらかと言うと普段の町乗りの方がデジタル表示を見る事が多いような気がします。例えば高速道路を普通に走っている時に速度を確認するとか、信号待ちの時にアイドリング回転数を確認するとかが多かったと思います。停車してしばらくすると、デジタル表示が自動で速度表示からエンジン回転数に切り替わるので、エアコンON時の回転数の落込み等も確認出来て結構便利でした。この機能はフルコンでアイドリングを制御しているような車にはセッティングの微調整に便利だと思います。私はMOTECのセッティングで重宝しました。

一方、スポーツ走行時は、せっかくのアラームがエンジンノイズで全く聞こえず、音量調整機能が欲しい!と思いました。また、せっかくのバーグラフタコメーターなのですが、刻みが町乗り部分は500RPM毎なのでほとんど動かず、高回転部も250回転毎なので5速で加速中は動きの変化が判り難く、せめてレッドゾーン部を常時点灯させる機能があれば、もっと見易かったのにと思いました。

■その他
不具合がいくつか発生し、リンクシステムのピークの数値が異常に低く記録されたり(でもリプレイでは正常値が記録されている)リプレイで、車速とエンジン回転数が同期しなくなったり(途中から車速は0のままになる)で、今までリンクシステム単体で使用している時には何とも無かったので、原因が良く判りません。
Defiからのコメント
ピーク表示やリプレイ機能の不具合について、元々接続していたDefi-LinkにVSD CONCEPTをリンクをすることによって不具合が発生したという例は過去にありませんので、簡単に原因は特定できません。これからN.T様から詳しいお話を伺いながら不具合を解決していきます。


皆様ご協力ありがとうございました。VSDのよさを身を持って感じていただけたようです。今回もたくさんご意見をいただきましたが、1回目のレポートでコンバイナフィルムについてのご意見をいただきましたので、少し説明をさせていただきます。

自動車のフロントガラスは厚みがあるので、VSDの表示はどうしても二重像になってしまいます。また、外光が眩しいときには表示がみえにくい場合があるので、それらを軽減するためにコンバイナフィルムを貼るという方法があり、製品に同梱しております。(純正のヘッドアップディスプレイがついている車両のフロントガラスは、二重像を防いだり、明るい場所でもみえるように専用の特殊ガラスが使用されています。)

道路交通法では、フロントガラスの可視光線透過率は70%以上でなくてはいけません。一般的なフロントガラスの可視光線透過率は透明のガラスでも80%程度です。透明に近いフィルムを貼ることも難しいのです。

一般道を走行していてフィルムについて注意されたり、剥がされたりという前例はありませんが、厳密に言うと道路交通法に反しており、車検では剥がされてしまいます。これまで、取扱説明書やWebサイトの注意書きにはサーキットでの使用に限るということを明記しておりませんでしたが、VSD CONCEPTから、フィルムはサーキット専用とさせていただいております。よって、コンバイナフィルムはサーキットでのみご使用ください。(コンバイナフィルムは単品でパーツ設定しております。販売店または当Webサイトのパーツ販売ページにてご購入いただけます。)

昼間の直射日光下などでは多少見づらいことがあるかと思いますが、フィルムを使用しなくても十分表示は確認できます。これまでに色々なフィルムを検討してまいりましたが、当社製品が後付けメータである都合上フロントガラスの可視光線透過率を70%以上にするのが非常に困難でした。いかに見やすく表示を出すかが、今後商品を開発していく上での課題と考えております。

なお、コンバイナフィルムについてDefiでは下記のように位置付けさせていただいております。

「コンバイナフィルムは、クローズドコース(サーキット)専用です。表示をより見やすくする際にご使用ください。コンバイナフィルムを貼り付けたことにより、フロントガラスの可視光線透過率が70%以下となるため、車両検査等ではがされます。クローズドコース以外で使用した場合に発生したトラブルに関しては、弊社は一切責任を負いません。」

皆様のご理解とご協力をお願いいたします。