現在は出向先である上海の工場で品質保証の責任者として従事。ここでは主に四輪車メータと二輪車メータの製造販売を展開しています。お客さまが望む製品をお届けするための責任を担うのが品質保証業務。中国の自動車市場規模は今や世界一で、取引先やユーザーからの品質に対する要求がますます高まっています。国土が広い中国ですが、積極的にお客さまの所へ足を運び、望んでいることは何か、今の不満は何かを直接聞き、それを社内に広め、今より良い製品をどうすればお届けできるかを常に考えながら行動しています。また、日本からの出向者として、限られた期間の中で現地法人やローカルのみんなのために何ができるかを常に考えています。

入社直後は製品検査業務を担当しました。現場が作った製品を見て、触れて、各種装置を用いて実際に動作させ、図面や要求項目と相違がないかをチェックする仕事です。この業務を通じて、製品の基礎を学びました。その後は品質窓口として、故障してしまった製品の調査や対策検討、報告を担当していました。問題解決手法や洞察力を養いました。その後の中国出向までの11年間は、新機種開発における品質保証担当に。アシスタントマネジャーを歴任し、マネジャー職を任されるようになりました。現在の目標は、上海工場をQ（品質）C（コスト）D（納期）でグループNo.1にすることです。個人的には中国語検定2級合格、HSK5級合格をめざして学習をしています。