入社から10年間、基板実装という分野でものづくりを担当していました。2017年10月よりメキシコ工場に赴任。現在は工場長補佐として、製造現場を中心に製品の品質や生産性の改善に取り組んでいます。2009年11月に設立したメキシコ工場は、アメリカのオハイオにあるグループ拠点へ車載用メータの電子回路基板を供給する事業からスタート。現在ではグループNo.1の仕事量を持つ基板実装拠点となっています。また、高級車に搭載されるハイクラスのメータも大量に生産し、北米マーケットへ供給しています。メキシコ工場での業務はまだ始まったばかりですが、重要度が高く、規模も大きな工場で仕事をすることにやりがいを感じています。

メキシコ工場を日本精機グループNo.1にするために、生産性・品質の改善に精一杯取り組んでいきたいと思っています。メキシコ人は明るく陽気な人が多いため、楽しく仕事をしています。日本に比べると従業員の入れ替わりが激しいですが、個々が仕事にプライドを持って取り組んでいます。場所や人種が違ってもより良い製品をお客さまへ届けるという仕事は世界共通。様々な国に日本精機グループの活躍の場があることは素晴らしいと感じています。海外に出ると文化の違いを見聞きし、肌で感じることができ、自分の世界がどんどん広がって行きます。うまくいかないことも少なくありませんが、現地に合った方法を見つけながら取り組んでいきたいと思います。