採用や研修といった人事に関わる全てが私の仕事。海外展開する当社では、海外駐在員の赴任や帰任の手配なども担当しています。
数年前までは国内の人事について考えていればよかったのですが、今やグローバル本社としての機能や役割も求められます。
世界中の仲間たちとコミュニケーションを取るため、日本語以外の言語を使うことも多々あります。たとえば「今日は避難訓練です」という表現は日本では口にする機会の少ない英語ですが、英語で行っている職場の朝礼の中で、自然と身につけることができました。海外の方と仕事をするのは大変ですが、文化や言葉の壁を越えて日本精機を発信し、より会社を良くするために全力を尽くす、とてもやりがいのある仕事です。

人事には「2段階の喜び」があります。
1段階目は採用に関わり「一緒に働きたい」と思った方が入社してくれる喜び。
2段階目は、その方が自分のやりたいことを実現できた時の喜びです。採用試験の面接では皆さんが「◯◯をやりたいので日本精機に入社したい」とお話をしてくれます。それからしばらくして「ついに任せてもらえるようになりました」と報告してもらった時はとてもうれしく感じますね。親心のようなものでしょうか。
私はグローバルな環境に身を置きたいと思い、日本精機に入社しました。法務職を経験し、その後人事に。現在では一番長く携わった仕事が人事になりました。将来的にはやはり海外駐在を経験してみたいと思っています。