費用や収益の帳簿作成や決算書作成が経理部の主な業務。資金の動きを数値化し、経営や社員に財務状況を伝える役割を持っています。その中で私自身は固定資産に関わる業務を担当。固定資産とは、建物、車両、設備などを指します。新たに購入した固定資産を記帳したり、廃棄した固定資産を確認したりといった毎月の業務に加え、固定資産の所在を確認する現物調査や、固定資産税・償却資産税の申告といった年次の業務があります。「どのような条件で固定資産となるか」「固定資産の耐用年数はどのように決まるのか」といった基本的なことでも奥が深く、覚えるまでに苦労しましたが、会計方針や会計知識を身に着けるきっかけとなりました。

経理部には、他部署からたくさんの問い合わせが来ます。担当でない質問に対しても答えることができたときに「自分の知識が役に立った」とやりがいを感じます。評価されたり、頼られたりすることが今はとても嬉しいです。日本精機は明るく気さくな人が多いので、たとえ困ったことがあってもすぐに相談することができます。今後の目標は、たくさんの業務に関わること。経理部では「連結決算処理」「固定資産処理」を覚え、業務ローテーションで所属していた財務部では「売上・入金処理」「外国税額控除」を担当しました。固定資産税を入口にして他の税務にも興味を持つようになったので、今後は会社全体の税務申告にも関わってみたいです。