国産の車載メータの電気回路を設計しています。メータは大きく分けて、液晶タイプと指針タイプの2種類があるのですが、どちらも携わっています。ひとつのメータには500個以上の電子部品が搭載されていて、LED点灯やディスプレイ表示といった様々な機能を担っています。入社してすぐの頃は、それぞれの役割や、どんな動作をするのかを理解するのに苦労しました。勉強会や波形検証などの機会に電子部品の種類を学んだことで、電気回路の見方が分かるようになりました。少し成長を感じる点です。短い納期で設計をしなければならないときは大変さも感じますが、試作品ができあがって正しく動いたときにはテンションが上がります。

今までで一番印象に残っているのが、友達の車に載せてもらったときに私が設計したメータが搭載されていたこと。嬉しくなってすぐに友達に伝えると「すごいね」と一緒に喜んでくれました。今後の目標は電気回路の構成を最初から自分で設計すること。今はまだベースがあるものに変更点を加える業務のみを担当しているので、専門知識を増やして先輩たちの力を借りることなく設計ができるようになりたいです。そのためにも社内で開かれる勉強会には積極的に参加するようにしています。日本精機の魅力は、グローバル企業でありながら、地域に密着しているところ。夏には、社員食堂で地元の農家さんが育てた枝豆が売っていたり、地元との強いつながりを感じます。