当社グループは、無機質な生産効率の向上に傾倒せず、法令順守および従業員の人権尊重のもとで、当社グループの掲げる経営理念に則した企業運営を目指します。
そして、人材・安全・品質のマネジメントおよび地域社会への貢献活動を以て、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。
自社技術を活かし、社会課題に対応した製品開発を行い、社会に貢献します。また、従業員の健康増進も広義の社会課題と捉え、健康経営の充実を推進してまいります。
自動車メーターと空調機リモコンの光学加飾技術を応用し、内蔵のセンサーの出力に応じて、3色の光と音により遠方や360°から、換気の目安となるCO2濃度状況を確認できる製品です。
光音響式(PAS式)CO2センサーは、エタノールに反応するセンサーとは異なり、経済産業省が「二酸化炭素濃度測定器の選定等に関するガイドライン」にて推奨するCO2が赤外線の波長に反応することを利用した次世代の光学式センサーです。密閉空間の二酸化炭素濃度を正確に検出します。
グループ会社の株式会社カーステーション新潟・ココセレクト長岡店は、近隣の公益大学法人「長岡造形大学」の学生向けに定額制カーシェアリングサービスの提供を行っています。
同大学では、ほとんどの学生が自家用車を所有しておらず、COVID-19禍での外出・移動に制限がある中では、大学近隣以外の地域環境に触れる機会がないまま卒業していく学生も少なくありません。
このカーシェアリングサービスを通じて、学生たちが充実した大学生活を送れるよう支援を継続してまいります。
グループ会社の株式会社NS・コンピュータサービスは、地元の長岡市でプログラミング・スクール「p.g.camp(ピー・ジー・キャンプ)」を開校しており、子どもたちがITスキルを学ぶ場を提供しています。活動の一環として地域イベントに参画・企画し、小学生を対象としたドローン操作の体験プログラムを実施するなどのIT技術に触れる機会を創出して、地域人財の育成、IT産業活性化を企図・推進しています。
当社の物流を担うグループ会社・日精サービス株式会社は、災害時における長岡市公用車の燃料(軽油)確保等について、長岡市と協定を締結しました。物流企業の自家用給油所と自治体が連携した体制を整備するのは、新潟県内で初めての取組みです。クリーンディーゼル車を導入している長岡市の災害時対応を支援し、災害に強い地域づくりに貢献します。
センサー・センシング技術を活用したミニショベル向けのガイダンスシステム『Holfee(ホルフィー)』を開発しました。
ミニショベルへの配線不要の簡易的なセンサーユニット設置と、簡単なスマートフォンアプリのインストールによって、水平面・法面の施工において、オペレーターに地面掘削深度がガイドされ、目標とする掘削の深さ・勾配に関する情報が伝わることで容易に熟練作業が出来るようになります。
初心者からベテランまで使いこなせる簡単操作で複雑な操作が無く、ガイド機能も充実し、経験のない人にも優しい設計で、昨今の建設業界における人手不足、熟練工技術の継承問題に一役買うガイダンスのシステムです。
当社グループでは、健康経営の推進に取り組んでいます。
「経営理念の実現には、従業員とその家族が心身ともに健康で、幸せであることが不可欠です。私たち日本精機グループは、従業員が、健康で、いきいきと、仕事にやりがいを感じ、チャレンジができるよう積極的に支援し、安心・安全で、持続可能な社会の実現に貢献していきます。」
NS健康白書
当社グループは、社員の安全と衛生、健康を確保し、快適な職場環境を形成するため、関連法規および当社が定める「労働安全衛生方針」に基づいた体制を構築しています。社員の心身の健康保持・増進においては、保健師、産業カウンセラー、産業医等との連携・支援体制を確立。各種カウンセリング/相談を受けられる体制を整え、各種健康診断結果に対するフォローや定期的メンタルヘルスチェックの実施、健康管理に関する研修、食生活指導など、きめ細かなサポートを行っています。
日本精機本社のある新潟県長岡市は、第2次世界大戦時の空襲で多くの犠牲者が出た地域です。この歴史的な背景がある長岡市では、毎年8月、犠牲者の鎮魂と恒久平和への祈りを込めて「長岡まつり」が開催されています。
当社グループは、長岡まつりの前日に開催される民踊流しへの参加や、全国でも有数の規模を誇る長岡大花火大会への協賛活動、長岡まつりに関連した各メディア企画への協賛等を通じて、地域貢献活動に取り組んでいます。
当社では、例年ボランティアサークルが中心となり、長岡大花火大会クリーン作戦、植樹活動、使用済み割り箸等の収集ボランティアなど、様々な活動を行っています。
地域の公益大学法人「長岡造形大学」と産学連携授業を行いました。
「日常用品のデザイン提案(家庭内での情報可視化の試み)」と題し、日本精機が有するセンシングの技術を活用して“見えないものを見えるように”日常の家庭内で使用する道具のデザイン提案を学生が試みます。学生にとっては、地域の企業と連携して自身のアイデアを世の中に発信する機会/チャンスとなりました。
アルビレックス新潟レディースと共に地元小学校を訪れ、「輝ける未来をともに創り、社会に貢献できる人財を育成する」をテーマに「サッカー体験会&キャリア教育」を開催しています。
当社社員も参画し、共同でイベントの企画・運営を行い、地域社会への貢献・人づくり活動に取り組んでいます。