『ながおかDXセンター』が設立1周年 ― 実績報告会で成果を発表
日本精機グループ、長岡市、長岡商工会議所の三者による「地域DX推進連携協定」に基づいて設置・運営する『ながおかDXセンター』が、8月8日に設立1周年を迎えました。
同日、センターが所在する米百俵プレイス・ミライエ長岡で記念事業として成果報告会・事例発表会が開催され、関係者や地域の事業者など延べ80人以上が参加しました。
『ながおかDXセンター』は、当社の連結子会社NS・コンピュータサービスが事務局を務める長岡地域企業のDX相談窓口です。長岡商工会議所や金融機関からの紹介も受けながら、相談先の地域企業と地元IT企業をマッチングするなど、地域企業のデジタル化・DXを支援しています。
8日の成果報告会では、これまでの1年間で20件の相談を受け、うち9件の支援を完了していることをはじめ、伴走型支援で支援先企業の状況に合わせて丁寧に現場の改善・改革に取り組んでいる現状などを事務局が説明しました。
また、事例発表では、支援先企業のひとつでベーカリー等を営む株式会社マルシャン等が登壇。ながおかDXセンターの協力の下、単なるペーパーレス化・デジタル化にとどまらず、業務内容を分析して業務の仕組自体を改革した実事例を紹介しました。
▼株式会社マルシャンによる事例発表
この報告会には、長岡市・磯田達伸市長、長岡商工会議所・大原興人会頭も出席し、デジタル技術の活用や地域企業の強みを活かしたさらなるDX化への期待を語りました。また、当社会長・佐藤は、DX化により労働生産性を向上させ、浮いた時間・モノ・人材等を新たな付加価値に結び付けることの重要性を述べました。
▼当社会長・佐藤による挨拶
わたしたち日本精機グループは、安心と感動に満ちた世界と未来を実現するため、これからも新たな価値創造の事業機会やイノベーションの更なる創出を目指し、社会に貢献していきます。そして、SDGs・ESG(環境・社会・企業統治)の分野において地域社会への貢献・人づくり活動に取り組み、様々な事業を通じて社会課題の解決に努めるとともに、地域に親しまれる企業として地域の活性化に貢献してまいります。
【参考リンク】
・ながおかDXセンターHP 『ながおかDXセンター、開所1周年!』
・長岡市HP 『2025年08月08日 DXセンター、1年間の成果報告』
・長岡商工会議所HP 『8/8(金)ながおかDXセンター成果報告会を開催』
【関連報道】(※閲覧には期限がある場合があります)
・新潟日報デジタルプラス 『デジタル推進!誰もが業務やりやすく 長岡市のながおかDXセンター開設1年、支援実績の報告会』