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2023.09.26

長岡発“産学官金”連携マッチングイベント『Matching HUB Nagaoka 2023』に出展 ~センシング技術による事業機会の創造へ

当社は、9月26日(火)、『マッチングハブ長岡2023』[主催:Matching HUB Nagaoka実行委員会(長岡市、長岡商工会議所、長岡市の各大学・高専、等)/後援:(公財)にいがた産業創造機構NICO、(NPO法)長岡産業活性化協会NAZE、等]に出展・参加しました。

▼オープニング(会場:アオーレ長岡・アリーナ)

『Matching HUB Nagaoka』は、企業や大学の技術シーズなどを紹介し興味のある分野の方々をつなぐ展示会で、新しい技術や次の展開につながる人との交流の機会を提供する場です。新製品や新事業の創出と人材育成の試みから地域の活性化を目指した“産学官金”[産業界(民間企業)、学校(教育・研究機関)、官公庁(国・地方公共団体)、金融業界]の4つが連携した催しとなります。

▼会場内の雰囲気

今回のイベントでは、傾斜の変化を見える化し、測定データをスマートフォンへ送信できるというコンセプトの『傾斜センサー』と、空気の状態を見える化しつつ、空調管理などの機能を搭載した『スマートディスプレイ』を出展しました。

▼傾斜センサーと、スマートディスプレイの展示


▼技術・シーズ紹介の様子

また、併せて、日本精機グループの「共栄エンジニアリング」、「NS・コンピュータサービス」、「日精サービス」の3社も、今回のマッチングイベントに出展し、新たなビジネスの機会を伺いました。

▼共栄エンジニアリング

▼NS・コンピュータサービス

▼日精サービス

今回、ブースでの説明を担当した社員からは「わずかな時間の中で、企業だけでなく大学研究室や役所関係の方々から幅広く意見を聞くことが出来ているので、とても有意義なイベントだと感じます」「気になっていた企業とマッチングに向けた会話を交わせたのは収穫でした」とコメントがありました。

わたしたち日本精機グループは、新たな価値創造の事業機会やイノベーションを更に創出することを目指し、社会の発展に貢献してまいります。又、従業員が志(モチベーション)を高く抱き、自らの成長を実感する活動、イノベーションができるよう取り組んでまいります。SDGs・ESG(環境・社会・企業統治)の活動においても、地域社会への貢献として、このようなイベントにも積極的に参加・支援し、そして、地元に親しまれる企業を目指し地域の発展にも貢献してまいります。

▼日本精機グループ出展参加メンバー

【関連ニュースLink】(閲覧には期限があることをご承知おきください。)
新たな事業を生み出す!企業・大学などの“技術”と“人”をマッチング 【新潟・長岡市】 県内ニュース | NST新潟総合テレビ (nsttv.com)

お知らせ
2023.09.24

『みんなの防災フェア2023』に「新潟マツダ(日本精機グループ)」が出展 ~災害時におけるクリーンディーゼル車の有効性をPRしました

当社の連結子会社である新潟マツダ自動車株式会社(本社:新潟県新潟市、社長:横田和彦)は、9月23日(土)、24日(日)に、長岡市のイベント・コンベンション施設「ハイブ長岡」に於いて開催された『みんなの防災フェア2023』に出展しました。
関東大震災100年 来て、見て、学ぼう!みんなの防災フェア2023&スマートエネルギーフェア | TeNYテレビ新潟

会場内の「新潟マツダ」ブースでは、クリーンディーゼル車「CX-60」の実車を展示し、災害時におけるクリーンディーゼル車の有効性を分かり易く説明させて頂きました。【※】

【※】災害時におけるクリーンディーゼル車の有効性について
ディーゼル車の燃料である軽油は、ガソリンと比べて安全性が高く、より多くの運搬や保管が可能であり、災害時でも入手できる可能性が高いことから、緊急時の機動性に優れています。◆軽油の特性 ➡ 消防法の分類:第二石油類。乗用車による運搬可能量:250L未満(参考:ガソリン 22L未満)

▼関連する情報をTV映像、事例パネル、タンクなどでイメージ訴求

また、実際に、子どもから大人まで幅広い年齢層の方々に乗車して頂いて、乗り心地を体感して頂きました。併せて、『ヘッドアップディスプレイ』の表示像も見て頂きました。

今回、みんなの防災フェア・共催者の「TeNY・テレビ新潟」様とコラボし、災害時の報道テレビ記者が取材する際のヘルメットや防災服、テレビカメラなどを用意して、子どもたちに着てもらう体験企画も行いました。

▼ヘルメットと防災着で運転席に座ってもらう体験も

わたしたち日本精機グループは、様々な事業活動を通じて、社会課題を解決できる取り組みを推進してまいります。又、地元/地域に親しまれる企業を目指し、安心・安全な社会の実現とともに、地域の活性化・発展・繁栄にも貢献してまいります。

▼みんなの防災フェア:新潟マツダなど関係スタッフ

▼関係スタッフと、TeNYテレビ新潟アナウンサー(中央:左・佐藤剣慎アナ、右・西辻未侑アナ)

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2023.09.21

アルビレックス新潟レディースとのSDGs共同事業/長岡市立 神田小学校でのサッカー体験会&キャリア教育を開催しました

アルビレックス新潟レディース(以下、アルビL)と、その『にいがた活性パートナー企業』日本精機は、新潟県中越・長岡地域における人づくり・街づくりの地域貢献活動に取り組んでいます。このたび、9月21日に「長岡市立 神田小学校」を訪れ、「輝ける未来をともに創り、社会に貢献できる人財を育成する」をテーマに「サッカー体験会&キャリア教育」を5年生と6年生児童(51名)に向けて開催しました。

アルビLからは、橋川和晃 監督、モク・ソンジョン コーチ、園田瑞貴 選手(背番号 7)、山谷瑠香 選手(背番号 20)が、又、当社・日本精機および関係会社のNS・コンピュータサービスから10名の社員が参画し、共同してイベントを推進・サポートする役割を担いました。尚、NS・コンピュータサービスは小学校近郊にあり、SDGs・地域貢献活動に積極参加頂きました。

長岡市立 神田小学校は、翌年に創立120周年を迎える歴史・伝統ある小学校です。校歌は、長岡が生んだ詩人・堀口大學先生が作詞し、その歌詞には「クローバーの花言葉・愛情をもち、労わり合い、助け合う心」といった神田小学校に根づく校風が描かれています。歌詞にも登場する“四つ葉のクローバー”は、学校における「よつば班」、「よつば活動」といった様々な呼称に使われるなど、特徴のある学校づくりが図られており、こうした内容は、WEリーグ・アルビLの理念“女性活躍・多様性の尊重”や、日本精機が推進する“SDGs活動理念”と方向感が一致するものがあります。

このたび、残暑が落ち着いた初秋の陽気のなか、「サッカー体験会 & キャリア教育」を開催させて頂きました。

前半の「サッカー体験会」はグラウンドで、アルビL モクコーチのもと、プロ選手との技比べ(児童と選手のリフティング対決)や、プロの技披露をしたり、児童がサッカーボールを使って全身を動かすトレーニングを楽しみました。その後、5~6人一組の児童グループにアルビL選手や日本精機グループ社員が加わったミニゲームでの交流、親睦を深めました。


後半の「キャリア教育」は、体育館に移動して行いました。スクリーンにスライド投影し、橋川監督の指揮もと、アルビLの選手、日本精機グループの社員、そして神田小学校の担任の先生たちが、『チャレンジ』について子どもたちに発表しました。その中身・テーマは「今までの人生でチャレンジしたことは、何か。それに対して、どう自分なりに向き合ったか」というものでした。

語りかけるメッセージには、「日々の小さな努力をコツコツ積み重ねることが大切」という内容や、「好きなことを伸ばしながら、苦手なことも克服できるように頑張ろう」という想いが込められていました。児童たちも一緒に「これまでにチャレンジしたことは何?(上手くいったこと/いかなかったこと)」について、考え、紙に書き出し、その想いを共有・披露しました。

ファシリテーター役の橋川監督からは、最後の『まとめ』として、「“成功”の反対は?」という児童への問い掛けとともに、その答えは「失敗ではなくて、“何もしないこと”です。どんどんチャレンジしてください!」といったメッセージがありました。

一連のイベント終了後、児童からのサプライズで、アルビLへの応援歌・エール披露がありました。

参加した当社社員からは「地域に根差したキャリア教育活動に、自分も参加できて良かったです。子どもだけでなく、自分も一緒に成長できたように感じます」、「子どもたちが真剣に取り組む姿を見て、そして、笑顔でお礼されたりすると、本当に参加してよかったと思いました」とコメントがありました。
【アルビL 監督、コーチ、選手、神田小学校先生、当社社員】

当社は、SDGs・ESG(環境・社会・企業統治)の活動において、地域社会への貢献・人づくり活動にも取り組むべく、アルビL『にいがた活性パートナー企業』として、このようなイベントの企画・開催を行い、将来を担う次世代人財の教育活動を今後も支援してまいります。そして、地元に親しまれる企業を目指し、地域の発展にも貢献してまいります。

【アルビL:Website Link】(閲覧には期限があることをご承知おきください。)
長岡市立神田小学校 サッカー体験会&キャリア教育開催 実施レポート – アルビレックス新潟レディース (albirex-niigata-ladies.com)

IRトピックス
2023.09.15

『新潟県上場企業 IRフォーラム 2023』への参加(9月14日開催)~個人投資家へのIRセミナーを実施

9月14日に新潟県新潟市において開催された、主に個人投資家様向けの『新潟県上場企業 IRフォーラム』に参加し、IRセミナーを行いました。今回の新潟市におけるIRフォーラム開催は5回目となります。

【登壇:代表取締役社長 社長執行役員:佐藤浩一】

セミナーに於いては、当社の企業理念・ビジョン、沿革・事業拡大の歴史とともに、当社が注力する「ヘッドアップディスプレイ」や、今年発表した「ウインドシールドディスプレイ」製品の紹介と併せて、これら製品が社会課題の解決(交通事故低減に寄与)に繋がることをご理解いただきました。又、中期経営計画の内容や進捗、業績動向、ESGの取組みについてもご説明させて頂きました。

【左:ヘッドアップディスプレイ/右:ウインドシールドディスプレイのご紹介】

また、会場内に設けられた 企業展示ブースでは、2台のヘッドアップディスプレイ(デモ機)を設営し、「フロントガラスの先に透過的に映し出される車速やナビゲーションの表示情報」を個人投資家の方々に体感して頂きました。

【展示ブース(手前に2台のヘッドアップディスプレイ・デモ機)】

【ヘッドアップディスプレイ体感コーナー説明の様子】

【視線の先、ガラス越しに車速やナビ情報が投影されています】

【メーター、ホルフィー(建機向けマシンガイダンス)デモ機も展示・紹介】

当社ブースおよび当社セミナーを訪れていただいたお客様、誠に大変ありがとうございました。

【関連ニュースLink】(閲覧には期限があることをご承知おきください。)
【新潟の上場企業21社集結】「新潟県上場企業IRフォーラム2023」に来場者多数、今年は大学生の参加も増加 | 新潟県内のニュース (niikei.jp)
UX新潟テレビ21 | 県内上場企業の情報を発信 投資家にPR「IRフォーラム」【新潟】 (uxtv.jp)

【関連ニュースリリース】
日本精機株式会社|ニュース|『新潟県上場企業 IRフォーラム 2023』に参加します (nippon-seiki.co.jp)

お知らせ
2023.09.05

韓国料理の定番「プルコギ」を代替肉で!~社員食堂SDGs・健康経営メニュー『ベジプルコギ定食』(亀田製菓グループの「ベジフィレ」使用)が、報道ニュース・NST新潟総合テレビに取材されました

9月5日、当社 社員食堂に於いて「プラント・ベースド・フード/大豆と玄米のベジブロック」(代替肉)を使用したSDGs・健康経営の特別メニュー『ベジプルコギ定食』が提供され、その取組みの様子が NST新潟総合テレビ様に報道取材されました。

【報道ニュースLink】(※閲覧には期限があることをご承知おきください。)
社員食堂で“代替肉”使用したプルコギ提供!低カロリー・低脂質・高タンパクランチ【新潟・長岡市】 (23/09/05 19:15) – YouTube

このメニューは、亀田製菓株式会社様(新潟市)のグループ会社である 株式会社マイセン様(福井県鯖江市)の「プラント・ベースド・フード/大豆と玄米のベジフィレ」【※】を使用したもので、当社のSDGs及び健康経営の取組みとして取材いただきました。

▼ベジプルコギ定食(SDGs・健康経営メニュー)

亀田製菓㈱様 および ㈱マイセン様の代替肉「プラント・ベースド・フード」は、2022年8月、「ウェルネスフードアワード2022」に於いて『サステナブル&フードテック部門』での受賞【※】をしており、サステナブル食材のパイオニア的存在です。当社は、SDGsおよび健康経営の活動を様々なカタチで推進している中で、同じ新潟県内の亀田製菓様の取組みや商品を知るところから始まり、「プラント・ベースド・フード(PBF)で社員食堂でのコラボレーション企画/メニューを提供したい!」という想いから、亀田製菓様にお声掛けさせて頂きました。

メニュー完成に至るまでは、亀田製菓様との打ち合わせ/試食会での評価・改善アドバイス等々を経ており、社員食堂において調理を担う当社グループ「日精サービス㈱ 食彩キッチン部門」が試行錯誤してのPBF使用メニュー開発、登場となりました。

『ベジプルコギ定食』を食べた社員からは、「おいしいです。味が染みて、胡麻油の風味も感じます。食感は、しっかりしていますね」、「ボリュームがある割に、“軽い”感じがします」、「肉じゃない、健康的なメニューに惹かれます」といったコメントを聞くことができました。

また、社員食堂の一角にある売店では、食材となった代替肉「大豆と玄米のベジフィレ」市販品の即売も行いました。社員食堂で美味しく食べたPBFを、我が家の食卓でも振舞ってもらい、家族にも明るい話題と健康とSDGsを考えるキッカケまでお届けしよう!との想いが込められています。

▼売店の「ベジフィレ」販売の様子

今回、社員食堂での「SDGs」と「健康経営」に取り組む様子を、新潟県内に情報発信し、SDGsを普及させる意味で、テレビ局の報道記者の方に取材いただきました。

▼NST 杉山萌奈アナウンサー・リポートの様子

わたしたち日本精機グループは、社員の健康維持・増進に努め、新しい価値創造につなげていくと共に、健康経営に関する取り組みを、ESG(環境・社会・法令遵守)・SDGs(持続可能な開発目標)活動に合わせて推進することで、持続可能な社会の発展に貢献できるようにしています。そして、地元/地域に親しまれる企業を目指し、地域社会との交流を図りながら、地域の活性化・発展・繁栄にも貢献してまいります。

【※】亀田製菓グループ/株式会社マイセン
グループ会社 | 亀田製菓株式会社 (kamedaseika.co.jp)
株式会社マイセン/株式会社マイセンファインフード (maisen.co.jp)

【大豆と玄米のベジフィレ・商品内容】
大豆と玄米のベジフィレ (1袋) – 「玄米のマイセン」公式通販サイト (maisen.co.jp)

【ウェルネスフードアワード2022】
ウェルネスフードアワード2022 受賞結果|活動報告|NEWS|一般社団法人ウェルネスフード推進協会 (nihon-kenko.jp)

【ベジプルコギ定食・ポスター掲示:SDGs & 健康経営 の啓蒙活動】

お知らせ
2023.09.02

NS・コンピュータサービス『岩手センター』開所式を行いました ~地域社会の期待を胸に、船出

当社の連結子会社である、株式会社NS・コンピュータサービスは、岩手県盛岡市において、車載向けメーターのソフトウェア設計拠点『岩手センター』を、9月1日に開所し、同日、開所式典を執り行いました。

【岩手センター開所式・テープカット】

開所式では、岩手県知事 達増拓也様(代読:岩手県 商工労働観光部 ものづくり自動車産業振興室 課長 藤原賢悦様)、盛岡市長 谷藤裕明様(代読:盛岡市 商工労働部 部長 赤坂国彦様)から祝辞を賜りました。また、NS・コンピュータサービス 佐々木修社長、当社・日本精機 佐藤浩一 社長も式典に出席し、開所にあたって祝意と共に激励のメッセージを述べられました。

【岩手県 達増知事・祝辞】(要約)

 岩手センターが開所されましたことを、心からお祝い申し上げます。岩手県への進出は、NS・コンピュータサービス・日本精機の皆様のご尽力の賜物と心より敬意を表します。
 岩手センターでは、高品質な液晶メーターのソフトウェア開発等を予定と伺っており、県として、一層の技術の向上と県央地域のIT関連産業の活性化に大きく寄与するものと捉えています。人材育成では、多彩な研修による社員スキルアップ支援とともに、社員が男女の区別なく個性と能力を十分に発揮できる環境整備を行うため、様々な施策を実施、又 UIJターンの取組みにも積極参画を頂いております。県は、人口減少対策を最優先課題とし、UIターン促進、子育てと仕事の両立などを通じ、男女が共に活躍する環境づくりに取り組んでいます。
 このような中、NS・コンピュータサービス様の盛岡市への拠点開設は、女性や若者の仕事定着、UIターンによる移住定住など、まさに地域課題解決に貢献頂けるものと大いに期待しております。盛岡市と連携し、人材育成、確保など最大限のお手伝いをして参ります。

【盛岡市 谷藤市長 祝辞】(要約)

 NS・コンピュータサービス様、岩手センター竣工および開所式にあたり、心よりお祝い申し上げます。
 このたびの操業開始は、盛岡地域の雇用拡大と産業活性化が促進され、盛岡市にとって何よりの朗報とともに、県の基幹産業である自動車関連産業の集積と高度化に一層の弾みがつくものと認識しています。
 NS・コンピュータサービス様は、ソフトウェア・ハードウェア製品設計のリーディングカンパニーとして「地域未来牽引企業」に選定の他、ニーズに合わせた独自の民間・公共向けソリューション開発に取組まれるなど、盛岡市が掲げるIT産業振興戦略の推進に貢献頂けると期待しております。又、雇用面でも、将来 約30名の新規採用計画と伺っています。盛岡市はもとより岩手県の雇用拡大に寄与し、当地域から輩出される優秀な高度理系人材の地元定着が図れるものと期待しております。盛岡市としては、人材確保、域内研究機関、企業とのネットワーク構築など出来る限りの支援を行いますので、盛岡に根ざした企業として、尚一層業界の牽引役となられることを期待申し上げます。

【NS・コンピュータサービス 佐々木社長メッセージ】(要約)

 岩手センターは、メーターのソフト設計・開発を担う拠点として開設しました。メーターの複雑化に伴いIT人材不足は顕著なものがあります。IT企業において、財産は人であり、当社も社是として「顧客の満足と社員の幸せを実現するために業界No.1に挑戦する」を掲げています。社員が幸せになることを考え、この岩手センターも、広い共有スペースを設け、コミュニケーションを積極的に取れる環境を目指しています。仕事で悩んだとき、仲間同士助け合い、励まし合いながら働ける、そんな仕事場になればとの想いです。
 又、職業価値としての、幸せという観点についてです。メーターは自動車に乗る人であれば、必ず目にするものです。わたしもメーター開発に携わり、苦労して作り上げたメーターが自動車のカタログに掲載された時、実際に使っている人を目にした時は、達成感がありました。世の中に役に立っているということが実感できる、この仕事だから味わえる この幸せを より多くの人に仲間になって頂いて、一緒に実感していけたらと思います。

【日本精機 佐藤社長 メッセージ】(要約)

 岩手センター設立に、ご尽力して頂いた地元の関係者様、NS・コンピュータサービスの方々、本当にご苦労様でした。そして、ありがとうございました。多くの方々のおかげで開所を迎えたこと、本当におめでとうございます。
 自動車産業は、“CASE”と呼ばれる100年に一度の変革期と言われています。それらは、コネクテッド・自動運転・シェアード・電動化ですが、どれをとっても自動車メーカーにとっては多大な開発・設計力を要します。メーターやヘッドアップディスプレイ(HUD)もクルマの進化に合わせて機能が複雑化して、これまで以上に設計工数が必要とされます。自動車メーカーは、開発能力の高いサプライヤーにしかメーターやHUDの仕事を発注しない構図となり、日本精機グループは、それら仕事を担っています。そして、設計リソースの約9割を占めるのがシステム・ソフト系です。この岩手センターを立ち上げ、更に拡大して設計キャパシティーを増やすことが、業績拡大の鍵と言っても過言ではありません。
 我々も、岩手センターの成功に努力しますので、更なる拡大に向けて皆様から益々のご協力を頂けますよう、お願い申し上げます。

【岩手センター開所式・参加者集合写真】

前列左から NS佐藤社長、NSCS佐々木社長、岩手県 商工労働観光部 藤原様、盛岡市 商工労働部 赤坂様

【関連ニュースLink】
日本精機株式会社|ニュース|NS・コンピュータサービス、岩手県盛岡市に『岩手センター』を開所 ~次世代車載メーターのソフトウェア設計拠点とし、次世代を担う設計エンジニアの育成も (nippon-seiki.co.jp)

ニュースリリース
2023.09.01

NS・コンピュータサービス、岩手県盛岡市に『岩手センター』を開所 ~次世代車載メーターのソフトウェア設計拠点とし、次世代を担う設計エンジニアの育成も

当社の連結子会社である、株式会社NS・コンピュータサービスは、岩手県盛岡市において、車載向けメーターのソフトウェア設計拠点『岩手センター』を、9月1日に開所しました。

【NSCS「岩手センター」オフィス内の様子】

NS・コンピュータサービス(以下、NSCS)は、これまで全国6つの拠点で事業展開をしており、中核であるエンベデッド事業【※1】において、メーター、ヘッドアップディスプレイ、駆動系部品など、車載ECUのソフトウェア開発、ハードウェア開発、オフショアを活用したソフトウェア検証サービスを提供しています。尚、NSCSがコア市場とする自動車業界では、“CASE”と呼ばれる次世代自動車のコンセプト【※2】の中で、その開発領域においてはソフトウェアが極めて重要な意味を持つようになっており、ソフトウェアエンジニアの確保が重要な経営課題となっています。

これらの課題に対応すべく、岩手県盛岡市に新たな拠点『岩手センター』を設立し、人材の採用及び新卒者採用によるエンジニアの確保を行います。『岩手センター』は岩手県盛岡市、JR盛岡駅から徒歩2分のオフィスビル13階に開設しました。初期メンバー16名での立ち上げとなりますが、岩手県・東北地域での人材採用を進め、開所2年後の2025年度には3倍超の56名に増員する計画としています。CASE時代に必要不可欠な次世代メーター開発者の更なる増強、育成に注力すると同時に、岩手県内の雇用拡充にも貢献してまいります。その上で、次世代自動車・次世代メーターのコアとなる車載HMI(Human Machine Interface:ヒューマン マシン インターフェース)【※3】関連の設計領域を担うことで、NSCSとして事業の拡大を図ります。

【※1】エンベデッド =【英】Embedded(組込み)。エンベデッド事業内に組込みソフトウェア開発
【※2】CASE = Connected(コネクテッド)Autonomous(自動化)Shared(シェアリング)Electric(電動化)
【※3】HMI = Human Machine Interfaceの略称。人間と機械(マシン)が相互にやり取りできる仕組みのこと

【NSCS「岩手センター」オフィス】

また、NSCSの『岩手センター』開所に合わせ、当社・日本精機の岩手県滝沢市の拠点『ソフトウェア岩手設計分室』をNSCS『岩手センター』と同所に移動し、高品質で効率的な車載HMIに関わる設計業務を行います。
 
わたしたち日本精機グループは、事故の無い未来のために、安心・安全・感動を提供し、社会課題の解決、社会の発展に貢献してまいります。そのために、お客様のニーズに応え、顧客へのパフォーマンス・満足度を高め、付加価値のアップ、設計効率化やコスト競争力向上を図ってまいります。そして、従業員が志(モチベーション)を高く抱き、自らの成長を実感する活動、イノベーションができるよう取り組み、地域に親しまれる企業を目指し、地域の発展にも貢献してまいります。

【関連ニュースLink】(※閲覧には期限があることをご承知おきください。)
◆岩手日報:盛岡にソフトウエア設計の新拠点 地元雇用を積極推進 | 岩手日報 IWATE NIPPO (iwate-np.co.jp)
◆読売新聞:岩手:車の安全装備 盛岡で開発 日本精機子会社 :地域ニュース : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
◆日刊自動車新聞:日本精機子会社のNS・コンピュータサービス、岩手県に開発拠点を開設|自動車部品・素材・サプライヤー|紙面記事 (netdenjd.com)

【NS・コンピュータサービス 概要/拠点】https://nscs.jp/
・設立:1985年4月1日 ・資本金:323百万円 ・従業員:552名(2023年4月1日現在)
・拠点:
1)本社(1985年~)新潟県長岡市/2)東京センター(1988年~)東京都台東区秋葉原/3)愛知センター(2014年~)愛知県刈谷市/4)沖縄センター(2014年~)沖縄県那覇市/5)新潟センター(2020年~)新潟県新潟市中央区/6)秋田センター(2023年~)秋田県秋田市/7)岩手センター(2023年~)岩手県盛岡市【今回】

【岩手センターの概要】
・所在地:岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目9-1 マリオス13階
・業務内容:車載HMI(Human Machine Interface:ヒューマン マシン インターフェース)関連のソフトウェア設計

【NSCS「岩手センター」が入居するオフィスビル】