ニュースリリース
2021.01.28

日本精機とアルプスアルパインが、資本業務提携について契約締結

日本精機株式会社(TYO 7287、代表取締役社長:佐藤 浩一、本社:新潟県長岡市、以下「日本精機」)とアルプスアルパイン株式会社(TYO 6770、代表取締役社長:栗山 年弘、本社:東京都大田区、以下「アルプスアルパイン」)は、グローバル競争力および顧客価値の向上を目的として、統合コックピット製品を軸とした資本業務提携に関する契約書を締結しましたのでお知らせします。

自動車業界におけるCASE(Connected、Autonomous、Shared & Services、Electric)をはじめとした大変革の流れの中、製品・技術開発は複雑化、高度化が進み、パートナーシップによる相互補完が必要となっています。

これらの課題や顧客のニーズなどに対応すべく、日本精機およびアルプスアルパインは、それぞれが持つ技術・製品力を活かした統合コックピットを中心とする製品開発等を共同で取り組むこととしました。日本精機のHUD(Head Up Display)やメーターなどの製品技術と、アルプスアルパインのHMI(Human Machine Interface)やIVI(In Vehicle Infotainment)などの製品技術やシステムインテグレーション技術を融合させることで、車載※ECUの統合化にも対応可能な統合コックピット製品開発を加速し、未来を先取りしたユーザーエクスペリエンスを提供し、新たな価値の創造に取り組んでいきます。
※ECU:Electronic Control Unit 

両社共同で開発したコックピット関連製品は、顧客との合意に基づき各社の製品として販売していく計画としています。

双方の強みの共有による共同開発を起点として、マスメリットを活かした購買活動、両社製品の相互供給の実現など、様々な領域でのシナジーを最大限発揮できるよう可能性を追求し、両社の関係を強化し、互いに協力して持続的な発展を目指すため、相互に相手方の株式を取得する資本提携を行います。

<業務提携の内容>
両社は、グローバル競争力の向上と顧客価値の向上を目的として、日本精機の製品とアルプスアルパインの車載機器がシステム統合されたコックピット製品を中心とした合意するテーマ、及び、その他のCASE領域で合意するテーマについての共同開発を行います。更に、今後の展開に応じ生産・購買面での提携も検討していきます。

<資本提携の内容>
両社は、両社の長期的なパートナー関係の発展・強化のために、今回の契約書に基づき、以下の内容で、相互に株式を取得いたします。
 
 日本精機は、アルプスアルパインが実施する第三者割当による自己株式の処分によりアルプスアルパイン普通株式2,600千株(発行済株式総数に対する所有割合1.18%、総額37.3億円)を取得します。
 また、アルプスアルパインは、日本精機が実施する第三者割当による自己株式の処分により、日本精機の普通株式3,000千株(発行済株式総数に対する所有割合4.93%、総額36.3億円)を取得いたします。

 両社は第三者割当による自己株式の処分を通じて、統合コックピット製品に関わる双方での開発資金の一部へ充当する予定です。

Click here for English.
Nippon Seiki and Alps Alpine Enter Capital and Business Alliance Agreement Centered on Integrated Cockpit Products for the CASE Age(413 KB)

IRトピックス
2021.01.28

アルプスアルパイン株式会社との資本業務提携、及び同社を割当予定先とする第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ

詳しくは、PDFファイルをご覧下さい。
アルプスアルパイン株式会社との資本業務提携、及び同社を割当予定先とする第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ(413 KB)

お知らせ
2021.01.12

【受賞】タイ-ニッポンセイキ、クボタ-タイ子会社様より 「QCDアワード2020 金賞」 受賞

日本精機株式会社(本社:新潟県長岡市、社長:佐藤 浩一)の連結子会社であるタイ-ニッポンセイキ社は、2020年12月22日に、株式会社クボタ様の子会社であるKubota Procurement & Trading (Thailand) Co., Ltd.様より、「QCDアワード2020 金賞」(※)を受賞しました。約90社のサプライヤのうち最も素晴らしい成績を残した1社として、タイ-ニッポンセイキ社が金賞を受賞しています。尚、今回の受賞は、安定した品質や納期遵守など、QCD全般が総合的に評価されて受賞できたものと受けとめております。

(※Q: Quality、C:Cost、D:Delivery)

受賞にあたりタイ-ニッポンセイキ社の小林社長は、お客様への謝意と共に「継続して受賞できるよう、これからも精進します。」と決意を新たにされました。また、社員に向けて「常日頃の改善活動の積み重ねが今回の受賞につながりました。現状のQCDに満足せず、更に上を目指し、皆で力を合わせてレベルアップを図りましょう。」とメッセージを表明しています。

私たち日本精機グループは、これからもお客様のご要望に沿った提案を積極的に行い、お客様の更なる発展に貢献できるよう努めてまいります。

【授賞式の様子】 ※右:タイ-ニッポンセイキ社の小林社長

【授与された楯】